「アフィリエイトをやってみたいけれど、そもそもブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトって何が違うの?」「自分にはどちらの方が向いているのかわからない」と悩む方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトの違いがわからない方にその違いを紹介していきます。
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、様々な媒体を使って企業の商品を宣伝して販売するものです。
この媒体はブログやサイトだけではなく、メルマガやYouTube、Twitterやinstagramなどの「SNS」がありますが、ここでは「ブログアフィリエイト」と「サイトアフィリエイト」について紹介していきます。
アフィリエイトのしくみは、上の絵がとてもわかりやすくなっています。
「ASP」とは「アフィリエイトサービスプロバイダ」の略で、広告主とアフィリエイターやブロガーを仲介する役目をしています。
アフィリエイトを始める場合は1件ずつ広告主に依頼しなくてもASPに登録し、ASPに掲載されている広告をあなたのブログやサイトに貼り付け、それを見たネットユーザーが気に入って商品を購入した場合に紹介したアフィリエイターやブロガーに報酬が入るというしくみになっています。
ブログやサイトで収益を得るためには、このアフィリエイトの他に「グーグルアドセンス」のようなクリック型のものもあります。
ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトの違い
ブログアフィリエイトとは?
ブログとは「自分の好きなことを書いて集客するもの」です。
雑記ブログのようにジャンルを絞らずに記事を更新していくタイプや、特化ブログのようにある特定のジャンルに絞って記事を更新していくタイプがあります。
雑記ブログの場合は、様々な事柄を取り扱うことから話題性のある記事を更新して上位表示されると、たくさんの人に読んでもらうことができ集客がしやすいというメリットがあります。
特化ブログの場合は、更新した記事を気に入ってもらうと好きなジャンルに特化している分、リピートしてくれるファンがつきやすく集客しやすいメリットがあります。
ブログアフィリエイトは運営している人を軸にしたもので、記事内容は自分の体験談などを語り口調で書いていくパターンが多く、人気者になった場合は日記のような記事でもアクセス数を稼ぐことができます。
媒体としては「WordPress」や「無料ブログ」などがあり、サイトアフィリエイトのように収益することに特化していないため収益源はさまざまあり、「グーグルアドセンス」や「アマゾンアフィリエイト」、「ASP」などになります。
グーグルアドセンスの収入は1PVあたり0.25円前後、アマゾンアフィリエイトの場合は紹介料が2~10%程度のため、かなりのPV数を集めることができなければ収入金額はとても低いです。
ブログを始めるのに必要なものと無料ブログと有料ブログについて
サイトアフィリエイトとは?
サイトアフィリエイトとは「検索キーワードに則って専門書のようなサイトを作り、商品の販売を目的」としたアフィリエイトです。
ある程度の骨組みが出来たら修正や加筆が必要な場合もありますが、基本的には放置します。
アドセンスなどのクリック型の広告とは違い、たくさんの集客ができなくても特定のキーワードに絞っているため、その記事の中でユーザーの疑問や悩みに対してしっかりと回答し解決することができればたった1PVしかなくても収益をあげることが可能です。
媒体としては「WordPress」や「SIRIUS」などがあり、収入源はASP案件が主流で1商品を売ることができると1000円以上の収入を稼ぐことができることもあります。
商品を売ることに特化した記事を書く必要があるため、セールスライティングのスキルが高い人は高い収益を得ることができる魅力があります。
メリットとデメリット
「ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトの違いは何となくわかってきたけれど、結局自分はどちらが向いているのだろう?」という方のために、それぞれの特徴をメリットとデメリットに分けてまとめてみました。
ブログアフィリエイト
雑記ブログや特化ブログなどがありますが、記事をどんどん書き足して大きく育てていくのが特徴です。
「ブログは100記事から」という書き込みを見かけることもありますが、もっと少ない記事でもたくさんのPVを稼いでいるブログもありますし、1000記事以上の大きな規模のブログも存在します。
メリット ・自分の得意なことを生かしたい ・SEO対策をガチガチにしなくてもいい ・楽しみながら稼ぎたい ・同じ好みや趣味のユーザーに記事を読んで欲しい ・独自のスタイルを構築できる
デメリット ・自分をブランディングするため、それなりのPV数を稼げるようになるまで時間がかかる ・アドセンス広告の場合は、単価が低いためかなりのPV数がなければ収益が低い ・自分の体験談などを記事にするため、内容によっては個人を特定される ・記事によっては同じ好みや趣味の人だけでなく、アンチがつく場合もある
サイトアフィリエイト
1つの商品について紹介するもので、2~3ページで構成されたものやペラサイトと呼ばれる1ページで記事を書くのが特徴です。
少ないページで検索上位を目指すため、高いライティングスキルや検索上位を狙えるキーワード選択能力に長けていなければそもそもサイトを見てくれる人がいません。
しかし、紹介する商品によっては1人でも気に入ってくれる人がいれば、収益を得ることができます。
大きな収益を得るためにはたくさんの商品を紹介しなければならないため、商品毎にドメインを取得する必要があります。
ドメインは、最初の1年間がとても安く2年目からある程度の金額がかかるため、売れない商品のドメインは更新しないといった見極めなどが必要です。
メリット ・ブログアフィリエイトに比べて収益化が早い ・単価が大きいものもあり、内容の良い記事が書ければたくさん稼げる ・自分のことは表に出さず匿名で公開できる ・収入源を複数持つことができる(商品によってサイトを分けるため)
デメリット ・SEO対策をしっかり構築し、検索上位に表示させなければアクセスが少ない ・キーワードの選択やセールスライティングなどのスキルがある程度必要 ・キーワードによっては全く興味のない分野の記事を書く必要がある ・ブログアフィリエイトと比べサイトの規模が小さいため、たくさん稼ぐためにはサイトを量産する必要があり、ドメイン料金が嵩む ・たくさんのドメインを管理する必要がある(更新時期に継続するか閉鎖するか決める必要がある)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトの違いについて紹介しましたが、最近では両方を兼ねたハイブリット型のものもあるようです。
慣れている方は最初から骨組みを考えてしっかりブログを構築していきますが、初心者の方は考えすぎて決められずいつまでも記事を公開することができなくなると本末転倒になってしまいます。
グーグルアドセンスなどのクリック型のものは、ある程度記事数がなければ広告を設置することができませんので、最初のうちはどちらと決めつけずに記事数を増やしていくことから始めましょう。