ブログの作り方

読みやすいブログの文章についてとブログ記事を書くコツ

ブログを始めてみようと思っている方の中には、上手く文章が書けないからと始めることを迷っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、読みやすいブログ記事の書き方について紹介しています。

目次

読みやすいブログの文章とは

読みやすいブログの文章とは、どんな人が読んでも内容がわかりやすくユーザーの悩みを的確に解決できるものです。

ブログで書く文章は、本などを書く文章とは違います。

専門的な言葉や難しい漢字などは必要ありません。

近年では、スマホを持っている人がPCを持っている人より圧倒的に多いです。

スマホの小さな画面に、理解しづらい文章や難しい漢字ばかりの文章が表示されると「読むのが面倒」という印象が強くなり、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

のらねこ自身が参考にさせていただいているブロガーさんの記事は、どの方もとてもシンプルでスッキリとした見た目のものが多いです。

そして、そういったブロガーさんは知識が豊富であっても専門的な用語を使わず、どんな人が読んでも理解できるような文章を書かれています。

ブログの文章構成に沿って記事を書く

芸能人やある分野で有名な方を除けば、ブログの記事は日常の日記のような文章を書くのではなく、誰かの悩みを解決するための記事を書くことになります。

「Googleアドセンスに合格するためには、1記事2000文字以上書かなければならない」という記事を見ることがありますが、ただただ文字数を稼ぐためにダラダラとした文章で最終的に何を伝えたいのかよくわからない記事を書くくらいなら、1500文字程度でもしっかりとユーザーの悩みを解決する文章をわかりやすく書いた方がいいです。

隙間時間にスマホで検索するユーザーは基本的に時間がありませんし、外でスマホを見ている人は歩きながらや何かをしながら見ていることが多いため、自分の悩みや知りたいことをわかりやすい文章ですぐに理解し解決したいと思っています。

読みやすいブログ記事をどう書くか悩んでいる場合は、「PREP法」という文章構成を使うことをおすすめします。

「PREP法」とは、下記の4項目の頭文字を合わせたものです。

Point:結論
Reason:理由
Example:例え
Point:まとめ

本の場合、本の代金の対価となるような専門的な内容を求められたり、様々な事象を述べた最後に結論を書き、最後まで本を読んでもらうことで読者に満足してもらう必要がありますが、無料で読むことができるブログは、まず最初に結論を書いてユーザーの興味を惹く必要があります。

Point:結論

下の2つのブログがあったとします。

あなたならどちらのブログを読みたいと思いますか?

1.「親子丼の作り方」→「美味しく作るコツ」
2.「親子丼は~すれば美味しく作れます」→「美味しい親子丼の作り方」

どうでしょうか?

「1」のようにいきなり親子丼の作り方を書いているより、「2」の方が興味が湧きませんか?

Reason:理由

最初にユーザーの興味を惹くことができたら、次に何故そうする必要があるのかを書きましょう。

「美味しく作りたいなら~してください」だけでは、「なんで?」と思われるだけで印象に残りませんが、「~してください」の後に「なぜなら、そうすることで~になるからです」という理由を述べることで記事を読んだユーザーが納得し、記事から離脱することを避けたり他の記事も読んでみようかと興味を持ってくれるかもしれません。

Example:例え

次にあなたが実際にやってみて成功したり失敗した体験談などを書くと、ユーザーは「ここが失敗しやすいのか」「こうすると見た目も美味しそうに見えるんだ」など、より記事の内容を自分自身がやったように身近に感じることができます。

そして、実際にあなたの記事を読んで美味しい親子丼を作ることができたら、きっとそのユーザーはまたあなたのブログを訪れてくれるでしょう。

Point:まとめ

最後の「Point」はまとめになります。

述べてきた記事を簡潔にまとめたり、「だから~すると親子丼が美味しく作れます」のような最初に述べた「結論」を再度書いて、ユーザーに記事の内容を再確認してもらいます。

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読みやすいブログ記事を書くコツ

「PREP法」を使ってブログ記事を書く以外に、読みやすいブログ記事を書くコツを紹介します。

1.ユーザーに向けて記事を書く

ブログの基本ですが、あなたの体験談を例として書く場合であっても、あなたの自慢話のような記事ではユーザーは読んでくれません。

一度記事を書いた後に、誤字脱字のチェックを兼ねてあなた自身がユーザーになったつもりで記事を読み返してみましょう。

2.回りくどい言い方をしない

似た接続詞を連続して使ったり、「~のような」「~という」などの省略しても意味が分かる文字は削った方が文章がスッキリして読みやすくなります。

3.全体のバランスを確認する

記事をパッと見た時に文字ばかりだったり漢字が多いと感じた場合、画像や装飾を入れたりあえて平仮名を使用すると全体的にバランス良く見えることがあります。

また、スマホで見た場合に画面が文字で埋め尽くされないように、一文を短めにして改行するようにしましょう。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、読みやすい文章や記事を書くコツについて紹介しました。

「PREP法」はブログの基本的な文章構成ですが、構成を気にしすぎて文章のつながりがおかしくなったり、記事が書けなくなってしまうのは本末転倒です。

今回紹介した記事の書き方も、必ずこうしなければならないというわけではありませんので、ブログ記事を書くための方法の1つとして参考にしていただけたらと思います。